アンノーン [編集]
No.201 タイプ:エスパー
| 浮遊超単 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アンノーン | 48 | 72 | 48 | 72 | 48 | 48 | 336 |
元々がコレクション・イベント要員であり、結論から記載すると対戦での運用は下手な進化前のポケモンよりも困難なほど難易度が高い。
しかし、本wikiの「全てのポケモンの考察を載せる」という理念に基づき考察を記載する。
アンノーンで戦う上で最も大きな欠点の1つが、何と言っても覚えられるわざがめざめるパワーしかないこと。
どんな状況下になろうが、どれだけ相性が悪かろうがこのわざを連続で繰り出すしかないため、効果がないポケモンが現れると一方的に行動を許してしまう。
めざめるパワーには追加効果がないためそれに賭けたワンチャンスもなく、変化わざ等の小細工ができないのは言うまでもない。
そしてもう一つの大きな欠点が、能力が低いこと。合計種族値の336という値は進化前であるドガースやヒトデマンにも劣る。
めざめるパワーはエスパータイプで最大威力105になるが、他のエスパータイプはソーナンスを除けば威力135のサイコキネシスを覚えられるので自慢にならない。
加えて打たれ弱く、すばやさもクラブやウリムー以下。トレーナー戦ならまだしも、対戦だと相手からめざめるパワーのタイプが割れれば自由に交代されてしまう。
そのため、せっかく超ばつぐんを狙える機会があっても先に攻撃されたり交代されて無意味に終わる可能性も高い。
今回のポケモンでは後の世代にある「とくせい」がないため、無効タイプがなくエスパータイプの乏しい耐性のせいで打たれ弱さに拍車がかかっている。
きそポイントの仕様が異なるのでこれでも後の世代よりは打たれ強いが、それは他のポケモンでも同様であり、後の世代にある「せいかく」がないためこうげきとくこうすばやさで劣る。
また、当時のアンノーンの姿の違いは個体値に関わっている都合上、姿からもタイプを推測されてしまうというマイナス要素になっている。
とはいえ、対戦での戦いは上記通りでアンノーン自体対戦で見かけることが稀有であるため、推測を知られていないことも多い。
上記2つの欠点が大きいのも相対的になり、この点に関しては返って大したマイナス要素にならないだろう。
育成考察・めざめるパワーの仕組み [編集]
前述の通り、めざめるパワー(タイプ:ノーマル、威力:31~70、命中:100、追加効果:なし)しか覚えられない。そのせいで、返って他のわざの考慮の必要がない。
しかしめざめるパワーは威力やタイプが変わる性質があるため、これを考えるのがアンノーンで戦う・育成する上での一番の考慮ポイントになる。
タイプ・個体値 [編集]
めざめるパワーのタイプは下表の通りアンノーンの個体値のうちこうげき・ぼうぎょのみが関わる。その都合上、あくタイプを選択しない限り全ての個体値を最高にすることはできない。
後の世代では個体値が全32段階で偶数か奇数かでタイプが決まるのに対し、当時は個体値も全16段階で変化が4段階もある。
そのためアンノーンLv.50の場合、後の世代ではアンノーンの個体値が1つ違ってもせいぜい能力値が1変わるか変わらないか程度。
しかし今世代では、個体値が15(個体値最高)と12(余り0での個体値最高)と違うと能力値が3変わるため、後の世代より差が大きい。
またぼうぎょの余りが0となると、個体値15に対して低能力に拍車をかけてしまうので注意。
他のポケモンがめざめるパワーを覚える場合にも言えたことだが、物理わざを狙うとなると、こうげきの個体値最高をあきらめざるを得ないのは何とも煩わしい。
特殊わざを狙う場合は個体値最高だと持て余すが、3でも7でも11でもよく、こんらんで自分を攻撃したときを考えるとこうげきの個体値は低い方がいい。
めざめるパワーのタイプは、こうげき・ぼうぎょの個体値をそれぞれ4で割った余りによって変化する。
| ぼうぎょ | |||||
| 余り | 3 | 2 | 1 | 0 | |
| こうげき | 3 | あく | ドラゴン | こおり | エスパー |
| 2 | でんき | くさ | みず | ほのお | |
| 1 | はがね | ゴースト | むし | いわ | |
| 0 | じめん | どく | ひこう | かくとう | |
HP個体値 [編集]
HPの個体値は他の4つの能力の個体値が偶数かで連動して決まる。4つの能力値全てが奇数だと最高の15になる。めざめるパワーの性質には一切関与しない。
また下記表を見ればわかる通り、こうげきの個体値によってHPの増減が凄まじく、こうげきの個体値が奇数か偶数かでHPの個体値が倍も異なってしまう。
少しでもHPを重視したいなら、こうげきの個体値が奇数になるようめざめるパワーのタイプはこおり・エスパー・むし・いわ・ゴースト・ドラゴン・あく・はがねがオススメ。
逆にそれ以外のタイプでは、HPの個体値が大きく減少するのを諦めるしかない。
| HP個体値 | こうげき | ぼうぎょ | すばやさ | とくしゅ |
| 奇数 | +8 | +4 | +2 | +1 |
| 偶数 | 0 | 0 | 0 | 0 |
色違い [編集]
アンノーンの色違いは当時の他のポケモンと同様に個体値で決まる。色違いとアンノーンの姿が両方とも個体値で決まる都合上、色違いの姿は「I」と「V」しかいない。
またアンノーンに限った話ではないが、色違いポケモンが繰り出すめざめるパワーは必ずくさかドラゴンタイプ、威力は49か69になる。
色違いに関わらず、好きな姿のアンノーンで対戦を試みたい場合、尚更難易度が上昇するのは言うまでもない。
めざめるパワーのタイプ考察 [編集]
エスパータイプだと自分のタイプとして1.5倍になるものの、ダメージはヤドンのサイコキネシス程度。
それなら他のエスパーポケモンでサイコキネシスを繰り出し他のわざも織り交ぜる方がよっぽど強力である。
基本的に、他のタイプから特に4倍弱点を突けるものを選択することになる。
下記の表にある表記は以下の通り。
攻撃…こうげきの個体値を4で割った余り。これでめざめるパワーのタイプが決まる。
防御…ぼうぎょの個体値を4で割った余り。これでめざめるパワーのタイプが決まる。
HP…このタイプでのアンノーンのHPの個体値。
姿…このタイプになる範囲で全ての個体値が最高の場合のアンノーンの姿。
| タイプ | 攻撃 | 防御 | HP | 姿 | 考察 |
| 炎 | 2 | 0 | 3~0 | X | 「ひざしがつよい」と強化できる。ハッサム・フォレトスに。 |
| 水 | 2 | 1 | 7~4 | X | 「あめ」だと強化できる。ガラガラ・サイドンに。 |
| 電 | 2 | 3 | 7~4 | Z | ギャラドスに有効だが、当時はあまり見かけない。 |
| 草 | 2 | 2 | 3~0 | Z | ヌオーや水/岩、岩/地に有効。相性が悪い相手が多い。 |
| 氷 | 3 | 1 | 15~12 | X | カイリュー等に有効だが、超ばつぐんは意外と少ない。 |
| 闘 | 0 | 0 | 3~0 | R | バンギラス・ハピナス等に有効。ただし個体値最弱。 |
| 毒 | 0 | 2 | 3~0 | T | こうげきが低い上、当時のくさタイプは全員ほのお・こおり・ひこうに弱いのでそちらで良い。 |
| 地 | 0 | 3 | 7~4 | T | ばつぐんが多いが超ばつぐんはレアコイル・マグカルゴのみ。こうげき低い。 |
| 飛 | 0 | 1 | 7~4 | R | こうげきが低い上、超ばつぐんはヘラクロス・パラセクトくらい。 |
| 超 | 3 | 0 | 11~8 | X | 常に威力が1.5倍になるも、上記通り他のエスパーに及ばない。 |
| 虫 | 1 | 1 | 15~12 | R | ナッシー等のエスパーに。エスパー耐性を活かせる。 |
| 岩 | 1 | 0 | 11~8 | R | リザードン・デリバード等に有効。 |
| 霊 | 1 | 2 | 11~8 | T | エスパー耐性を活かせるが超ばつぐんなし。 |
| 竜 | 3 | 2 | 11~8 | Z | キングドラやカイリューでもダメージは最大HPの3割程。 |
| 悪 | 3 | 3 | 15~12 | Z | 個体値最高。また無効タイプなしで最低倍率1/2。 とはいえゴーストと同様に超ばつぐんなし。一応キリンリキにもばつぐん。 |
| 鋼 | 1 | 3 | 15~12 | T | 超ばつぐんなし。デリバード・フリーザー以外はかくとうの方が相性では優秀。 |
対アンノーン [編集]
- 注意すべき点
- めざめるパワーはノーマル以外あらゆるタイプになるため、どんなタイプで攻めてくるかわからない。
タイプによって分類も変わるため、ぼうぎょととくぼうのどちらかが低いポケモンだと思わぬダメージを受けるかもしれない。
超ばつぐんだと中々のダメージになり、上手いプレイヤーだと交代先のポケモンを読んで繰り出してくる。
- 対策方法
- わざがめざめるパワーだけ・能力値が低いのが、とにかく弱い。
わざが1つしかないので、わざさえ割れれば弱点でないポケモンに入れ替えれば安心して戦える。
わざが割れていない状態でも、超ばつぐんがなくぼうぎょとくぼうが極端に低くないポケモンに入れ替えれば、弱点であっても大したダメージにならない。
余談だが、アンノーンに関わらずめざめるパワーに対するカウンター、ミラーコートについては、技自体の元タイプが全て物理扱いであるノーマルの為、
例えばこおり等の特殊攻撃扱いになる場合でもミラーコートではなく、カウンターでのみ反射できる仕様を覚えておくと良い。